ペルソナシリーズの魅力って何ですか?
熱狂的なファンが多いと聞きましたが、DQやFFシリーズと比べて何が違うのでしょうか?
PSPのペルソナ3がAmazonで人気があるみたいなので、気になってます。
DQやFFが幻想ファンタジー作品なのに対し、ペルソナは現代ファンタジー作品です。つまり、現実世界(現代社会)をモチーフにした中で起こるRPGです。
主人公が普通の高校生であることが多いですし、身近な社会空間でバトルが起こります。
ペルソナ3では、召喚機(ペルソナを召喚する装置)が銃のような形をしており、これで自分の頭を打ち抜くことでペルソナを召喚するなど、そのいかにも現代風刺・社会風刺をしたような作りに人気が高まりました。
また、「女神異聞録ペルソナ(ペルソナ1)」・「ペルソナ2罪・罰」が暗い雰囲気の作品だったのに対し、「ペルソナ3」ではポップで明るい音楽・演出へと一気に転換。これがペルソナ4へも受け継がれるの現在のペルソナの体系になっています。いまではこのセンスのある音楽・演出こそペルソナの醍醐味とも言えます。
ペルソナ(仮面)という言葉を象徴したこの作品は、内面の自分との葛藤の多い作品です。青年期の未熟な少年少女の精神面を描き、現代の社会問題に向き合うような作品となっています。知らず知らずのうちに、自分の奥底に秘めてしまっている気持ち(もう一人の自分)、それと向き合うことが成長の第一歩でしょう。
そういった意味ではエヴァンゲリオンの人気なんかと同じですね。
追記:
戦闘は従来のRPGのようなターン形式の戦闘です。FFのようなアクティブな戦闘ではありませんが、それはそれでDQと同じように楽しめるでしょう。
ペルソナシリーズにおけるペルソナは、"もう一人の自分"・"内なる自分"を具現化したものであり、従来のRPGにおける召喚獣のような役割を果たしているのがペルソナです。
シリーズの作品毎にペルソナの発動・成長・変更のシステムは色々違っていますが、共通することとしては、キャラに1体ペルソナを装備し、キャラに装備しているペルソナのアビリティをそのキャラが使用できるという感じですね。なので、氷属性のペルソナを付ければ、そのキャラは氷系の特殊技が使え、火属性のペルソナを付ければ、そのキャラは火系の特殊技を使えるようになります。
先ほどは"従来のRPGにおける召喚獣のような役割"と書きましたが、本当は"従来のRPGの魔法・特殊技・召喚を一手に担う存在"がペルソナです。
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